米国の個別株に投資してみたいと思っている人も多いですね。でも、何を買ったらいいかわからなくて一歩を踏み出せないという声も聞きます。そんな方にオススメするのが、2021年6月に出版された「最速で資産1億円!パパ像式米国個別株投資」です。この本では高収益・高成長と呼べる、どちらかといえば手堅い45銘柄を紹介しています。このブログ記事では、その中から投資初心者にもオススメの7銘柄をご紹介します。
米国の個別株を語る上で、少なくとも今はGAFAを避けて通ることはできません。GAFAとはIT企業の雄である4社の頭文字を取った呼び名のことです。4社とは、グーグル、アマゾン、フェイスブック、アップルです。ニュースなどでも耳にする名前でしょう。そんな有名になってしまったGAFAの株なんて、今から買っても遅いのではないかと思う人がいるかもしれません。でも、これらの企業のポテンシャルはまだまだあります。
目次アマゾン(ティッカー: AMZN)
アマゾンはGAFAの中でも特に大きな存在感を示しています。1990年代にはネット書店のイメージが強かったですが、現在は世界最大の電子商取引ショップを展開している企業です。株価はこの5年で約4倍に成長しました。売上は指数関数的に大きく成長しており、最近はサブスクリプションサービスAmazon PrimeやクラウドサービスAWS(Amazon Web Services)も展開し、収益性を伴う成長にシフトしています。2021年8月時点の株価は3000ドル前半で、いずれは5000ドルを目指す銘柄だと考えています。
フェイスブック(ティッカー: FB)
フェイスブックは全世界の月間アクティブユーザー数が28億人を超える世界最大のSNSを運営する企業です。株価はこの5年間で約3倍に成長し、売上高・営業利益ともに右肩上がりです。特に素晴らしいのが平均して40%を超える高い営業利益率です。フェイスブックの強みは、ネット広告で稼いだお金で企業買収を積極的に行い、競争力を強化している点です。インスタグラムやWhatsAppなどのライバルを次々と買収することで、自分たちの立場を守っています。
グーグル(ティッカー: GOOG)
グーグルは検索エンジンやWeb広告、スマホ用OS、この動画サイトであるYouTubeなどの事業を手掛けています。株価はこの5年間で約3倍に成長し、売上高・営業利益ともに右肩上がりに推移しています。特に注目すべきは、一株あたりの当期純利益(EPS)が10年で4倍になるなど、力強い成長を続けている点です。グーグルは配当金よりも事業への投資を重視しており、新しいサービスの開発などに利益を回しています。
アップル(ティッカー: AAPL)
アップルはその製品群が日本人にも馴染み深い企業です。代表的な製品としては、iPhone、iPad、Macintosh、iPod、Apple Watchなどがあります。株価はこの5年間で5倍に成長し、2020年8月に1対4の分割を実施しています。アップルの強みは、利益率が高いサービス部門が増えていることです。2020年末には、電気自動車をリリース予定と報道されました。
マイクロソフト(ティッカー: MSFT)
マイクロソフトは、ソフトウェア会社として企業のインフラともいえる製品群を提供しています。株価はこの5年間で約5倍に成長し、現在は配当を出しており増配傾向です。近年ではクラウドサービスのMicrosoft Azureが売上を驚異的に伸ばしています。ビジネスモデルが簡単には崩れないことを前提に、再度待たずして買いを入れる勇気が必要な銘柄です。
KLAコーポレーション(ティッカー: KLA)
KLAコーポレーションは、1975年に創業した半導体製造装置のメーカーです。ライバルはアプライドマテリアルズや日立などです。半導体は産業の米と呼ばれ、需要は年々上昇しています。KLAコーポレーションの売上高は過去4年で約1.8倍になっています。営業利益率が平均して30%もあり、非常に稼げる企業だということがわかります。
ビーバーシステムズ(ティッカー: VEEV)
ビーバーシステムズは、2007年に創業された医療バイオテクノロジー企業で、様々なクラウドサービスを提供しています。株価は5年間で約7倍に成長しており、営業利益率は25%を超えています。世界中で高齢化が進んでいるため、医療に対するニーズは今後も高まっていくことでしょう。
関連する質問と回答
株式投資を始める際の第一歩は何ですか?
株式投資を始める際の第一歩は、自分の投資目的やリスク許容度を明確にすることです。それから、証券口座を開設し、少額からでも投資を始めると良いでしょう。
初心者におすすめの投資戦略は何ですか?
初心者には、分散投資をおすすめします。複数の銘柄やセクターに投資することで、リスクを分散し、安定した収益を目指すことができます。
米国株に投資するメリットは何ですか?
米国株に投資するメリットは、高成長企業が多く、グローバルな市場にアクセスできる点です。また、情報の透明性が高く、投資判断をしやすい環境が整っています。
株価が高い銘柄でも投資して良いのでしょうか?
株価が高い銘柄でも、その企業の成長性や収益性がしっかりしていれば投資の価値があります。一株あたりの価格が高い場合は、分割投資や定期購入を検討すると良いでしょう。
長期投資と短期投資の違いは何ですか?
長期投資は、数年から数十年にわたって投資を続けることで、企業の成長に伴う株価上昇や配当収入を狙う方法です。短期投資は、数日から数ヶ月の短期間で利益を狙う方法で、相場の変動を利用した売買を頻繁に行います。